第139回 ゴールドの直近の生産量を教えてください。

質問:

ゴールドの最新の生産量を教えて欲しいです。ゴールド価格が最近上昇基調にありますが、今後も続くのでしょうか? 

回答:

直近の四半期では生産量が大きく増加したものの、価格は上昇基調にあります。生産量が伸びているにもかかわらず、価格が上昇傾向にあるのは、鉱山会社による売りが絞られていることが原因です。ゴールド価格は長期成長を続けるものと思われます。

解説

最新の生産統計が7月30日に発表になりました。それによると、2024年第2四半期(4-6月期)は前年同期比3.1%の増加となりました。

一般的には、ゴールドは野菜と同じように生産量が増加に転じれば価格が下がるか横ばいになります。過去のこの傾向は図表1をみれば、一目瞭然です。

第139回 ゴールドの直近の生産量を教えてください。 画像1

図表1は左側の赤いシャドー期(増産期)と次のシャドーなしの時期(減産期)、直近(右側)の赤いシャドー期(増産期)に分かれます。増産期の金価格が横ばい圏に推移しているのに対し、減産期に大幅上昇が起きていることがわかります。

ところが、第二四半期に入ると、生産量が3.1%と比較的大きな伸びにもかかわらず、ゴールド価格は大幅上昇に転じています。

それは何故か?

その理由は、鉱山会社が金先物の売りポジションを絞っているからです。鉱山会社は今後市場に売り出されるゴールドの量が明確にわかっています。今四半期は増産だったとしても、近い将来に減産になることを予想し、金価格の高騰を予測しています。そのため、先物の売りポジションを絞っているのです。

今後長期的にゴールドが上昇を続けるサインが示されたと言えます。ゴールドのポジションがまだフルポジション(資産全体の8-9割)に達していない人は少しずつ買い増していくのがいいでしょう。

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